- Art -
YOSHINO 20 ART FESTIVAL - Context of MIND TRAIL -

会期:2024年10月12日(土) ~ 11月4日(月・休)
会場:奈良県 吉野町 吉野山
参加:無料

主催:吉野町、一般社団法人吉野ビジターズビューロー
共催:吉野大峯世界遺産登録20周年記念事業協議会(奈良県、吉野町、吉野町教育委員会、金峯山寺、吉野山自治会、吉野山観光協会、吉野山保勝会、22世紀吉野桜を愛でる会、奈良県ビジターズビューロー、吉野ビジターズビューロー、南都銀行、近畿日本鉄道、奈良交通、岡村印刷工業、奈良トヨタ、現代奈良協会、なら文化交流機構、奈良新聞社、TOPPAN、東海旅客鉄道、日本郵便吉野部会、奈良県酒造組合、吉野青年会議所(順不同))

特別協力:在日スイス大使館、スイス大使館科学技術部
協力:永和実業株式会社、株式会社大谷木材、はちかん by 株式会社日本リート、Peatix Japan株式会社、豊永林業株式会社、吉野中央木材株式会社、一般社団法人吉野と暮らす会

プロデューサー:
齋藤 精一(パノラマティクス主宰)

参加アーティスト(50音順):
齋藤 精一、佐野 文彦、SKWAT(中村 圭佑、岩崎 正人、城 正樹)、Marcus Maeder、山田愛

MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館|Photo:スタジオシュガール

ABOUT

「YOSHINO 20 ART FESTIVAL Context of MIND TRAIL」は、世界遺産登録20周年を迎える吉野で、金峯山寺を中心に広がる門前町の情緒ある町並みを歩きながら、アート作品をレンズに吉野の歴史や文化を体感できる芸術祭です。
2020年から4年にわたり開催された「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」の文脈を紡ぎ、山岳信仰の中心地である吉野から祈りを込めて開催します。
本芸術祭のテーマには、昨年のMIND TRAILに引き続き、「Competency / 人が集まり力となる」を掲げます。
これは、単に作品を鑑賞する芸術祭ではなく、アーティストが吉野の地に入り込み、地域の人や、吉野を訪れる様々な人と共に作品を創り上げ、その作品が、環境や鑑賞者と共に変化し続けながら、土地の自然や歴史をみつめるレンズとなって、様々な人に気づきを与えてくれる存在になってほしいとの思いから設定しました。
ぜひ皆さんも吉野の地で、アートを通して歴史や文脈の深い吉野の新たな魅力を再発見してください。

プロデューサー・アーティスト

Photo:Muryo Honma (Rhizomatiks)

齋藤 精一

パノラマティクス主宰
建築デザインをコロンビア大学建築学科で学び、2006年、株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。2020年に地域デザイン、観光、DX等を手がけるデザインコレクティブ「パノラマティクス」を結成。2023年よりグッドデザイン賞審査委員長。株式会社アブストラクトエンジン代表取締役。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。

公式サイト:https://panoramatiks.com/
Instagram:https://www.instagram.com/panoramatiks/

参加アーティスト(50音順)

佐野 文彦

Photo:Kenta Matsusaka

佐野 文彦

1981年奈良県生まれ。数寄屋建築の名匠・中村外二工務店に大工として弟子入り。年季明け後、2011年独立。 2016年文化庁文化交流使として世界16か国で各地の文化と交わり数々のプロジェクトを敢行。独自の経験から得た技術と感覚を活かし、 建築からアートまで領域横断的に活動している。
主な展覧会に 「MOT satellite」 東京都現代美術館 (2017) 、「跳躍する作り手たち」 京都市京セラ美術館 (2023) ほか
主な受賞歴に 「EDIDA 2014 ELLE DECO Young Japanese Design Talent」 (2014) 、「FRAME AWARD: Emerging Designer of the Year」 (2022) 、 「Single-Brand store of the Year」 (2023) ほか

公式サイト:http://fumihikosano.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/fumihikosanostudio/

SKWAT(中村 圭佑、岩崎 正人、城 正樹)

SKWAT(中村 圭佑、岩崎 正人、城 正樹)

SKWATは都市の遊休施設を一時的に占有し、一般へ解放する運動として2019年に始動しました。 現在は、物理的な空間のみならず、オンラインや公共電波にも範囲を拡大し、場づくりや発信活動に取り組んでいます。 各々別のバックグラウンドをもったコアメンバーの他、プロジェクトベースに、さまざまな人々とコラボレートし柔軟にチームを編成。 その手法は展示、出版、物販、レクチャーとさまざまですが、いずれも不完全なものから生じる価値の転換に焦点を当てて展開しています。

公式サイト:https://linktr.ee/SKWAT
Instagram:https://www.instagram.com/skwat.site/

Marcus Maeder

Marcus Maeder

アーティスト、研究者、電子音楽作曲家。ルツェルン応用科学大学(HSLU)で美術を、ハーゲン通信大学で哲学を学び、チューリッヒ工科大学(ETH Zürich)で環境システム科学の博士号を取得。2005年よりチューリッヒ芸術大学(ZHdK)コンピュータ音楽・音響技術研究所(ICST)で研究員および講師を務めている。また、スイス連邦森林・景観・積雪研究所(WSL)の客員研究員であり、ベルリン自由大学にフンボルトフェローとして在籍。研究では、気候変動やその他の環境問題の影響下にある地域、コミュニティ、生物を対象として生物音響学および生態音響学的調査に取り組む。彼は自身の科学的研究に音響生態学、サウンドスケープ生態学、そして芸術研究の見地から考察を加えている。マルクス・メーダーが手掛けるアートは、環境・生態系アートに分類される。

公式サイト:https://marcusmaeder.ch/
Instagram:https://www.instagram.com/marcus_maeder/

山田 愛

Photo:Ryo Kawano

山田 愛

1992年京都府生まれ。社寺建築や墓石を手がける石材店に生まれ育つ。2017年、東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術表現専攻修了。 制作を通して、私たちの身体や意識を超えた、本質的な次元について探究している。 石やドローイングを用いたインスタレーションを主な手法とし、根源的な地点へ誘う鑑賞体験を目指す。 主な展示に、「瀬戸内国際芸術祭」(高見島、香川、2019)、「第26回岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2023)、 「ARTISTS’ FAIR KYOTO」(京都新聞社ビル地下、京都、2024)など。

公式サイト:https://yamadaai.com/
Instagram:https://www.instagram.com/_yamada_ai_/

MAP

MAPダウンロード(PDF)

作品の詳細情報は吉野ビジターズビューロー公式Instagramにて公開致します。

EVENT

会期中にプロデューサーやアーティストによるツアーなどのイベントも実施します。
詳細のご確認・お申し込みはpeatixページをご確認ください。

開催日程

・10月13日(日)10:00 - 12:00 プロデューサー・アーティストツアー

・10月19日(土)14:00 - 15:30 プロデューサーツアー

・11月4日(日) 10:00 - 11:30 プロデューサーツアー

※参加費500円/各回20名限定

詳細のご確認・ご予約はこちらから:https://yoshino20-art.peatix.com/events/

SPECIAL CONTENTS

Augmented Experience of JAPANESE ART / 日本美術の拡張表現

「桜の名手」として知られた画家・菊池芳文が六曲一双の屏風に描いた《小雨ふる吉野》。この作品が描かれたであろう環境を吉野で撮影・録音し制作した映像をご覧ください。
本映像は、《小雨ふる吉野》を所蔵する東京国立近代美術館との連携により、桜の季節に東京で開催されるクリエイティブの祭典「東京クリエイティブサロン」が制作し、同イベントの期間中にインスタレーション空間のなかで放映したものです。今回はその映像の里帰り放映です。

場所:竹林院群芳園